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手仕事親子の作品集

一年生の祭壇係の一員である私は、学校・親の活動部屋で、空いた時間に二月の祭壇用の羊毛人形を作成。
ゆきんこ

雪の妖精、雪ン子ちゃん。(本体は羊毛。着物は千代紙。蓑は藁)

作品は製作者やその家族に似る、とよくいうが、実際これを見た多くの母達に、この人形が私の娘・ぴーぽこ(仮名)に似ている、と云われた。
上級生の母・キッコロさん(仮名)などは、

「これ・・・ぴーぽこちゃんじゃん・・・ぴーぽこちゃんじゃん!・・・

ぴーぽこちゃんじゃん!!


・・・何故三度云う?

祭壇係に限らず、この学校の母達はよく手仕事作品を作っているが、子供達も負けてはいない。なにしろ一年生でも週に二回、「手仕事」の授業があるのだ。

ぴーぽこが初めて作った作品が、これ。
てしごと 005しじゅうから

羊毛の四十雀(シジュウカラ)、小枝と毛糸で作った四十雀のおうち(巣)。羊毛玉は餌だそうだ。
一年生が初めて先生から話して貰ったメルヘンの中に、四十雀が登場する。それを、手仕事の授業で、自分達の手で作る。子供達はさぞかしワクワクして作ったことだろう。

最近は、こんな物を作成。
てしごと 001ふえぶくろ

指編みの、虹色の笛袋。

ぴーぽこは手仕事の授業が大好きで、創作意欲は授業のみに止まらない。
てしごと 006ぼうし

授業でマフラーを作ったかと思えば、家では帽子を作成。ありあわせの毛糸で作ったので、色彩が微妙なのは御愛嬌。

また、写真は無いが、「アイヌの学び」で、マタンプシと呼ばれる鉢巻に刺繍をしたりもしていた。

私が育ったのは、男尊女卑の激しい地域。編み物や刺繍に興味はあったが、そんな事をしているのを知られたら

「女の腐ったようなヤツ」 

と、差別用語を投げ掛けられるような土地柄。ついにやらずに今まで来たが、そのうちぴーぽこにご教授願おう。

これだけ物があふれる時代。「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない!?」とアントワネットを気取れそうな昨今だが、この学校で育ったら

「パンが無ければ小麦から育てればいいじゃない!?」

位の発想をしそうだ。小麦が育つ前に飢え死にするって。
だが、実際そういう過程も大事で、学年が進むと、毛糸の帽子一つ作るのに、牧場に羊に会いに行くところから始めるようだ。
こうした体験をした子供達は、将来、物やその作り手に対して、感謝や尊敬の念が持てる人間に成長するのではないだろうか。

また、シュタイナーは「頭」だけを使って学習するのではなく、「体全体」や「指先」をも使う事を大切にしている。「手仕事」を通して、感性が頭のみならず、指先にまで降りるのだろう。

それに、「自分で作る」というのは単純に楽しい。
以前、ぴーぽこと二人で江ノ島の弁財天を詣でた時の事。土産物屋に、本尊の一つ、
妙音弁財天(通称・裸弁財天、全裸体で琵琶を弾く姿)」を模した置物が売られていた。

欲しい!ハウマッチ?・・・金8万円也。・・・高ッ!!買えないっての!!

泣く泣く諦めたが、ふと思った。・・・高くて買えないなら、自分で作ればいいじゃない!?どうせならオリジナル・妙音弁財天を作ろう。
そんな次第で紙粘土で作ったのが、これ。
てしごとべんざいてん 003
(琵琶と膝の蛇は取り外し可能)
妻・みほちに見せたところ、生温い視線で私を一瞥し、

「これ、自分に似せて作ったン?

・・・アンタ、どこまでナルシストなン!?

え?似てる?いくら私が「自称・弁財天の化身」の倒錯馬鹿とはいえ、本気で自分に似せた弁財天像を作る程どうかしてはいない。
実際、自分では似ているとは思えないのだが、矢張り「作品は製作者やその家族に似る」のだろうか。

結論。元々、私自身が弁財天に似てるんだ、って事で。
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コメント

すごい~
雪ン子ちゃん、3度言いたくなるほど似てますけどw
手仕事の授業、楽しそうだね~!その笛袋、私も作って欲しいわ。色遣いが超好み。
あきさんの弁財天もそっくり。絵の上手な人は造形もイケルのねぇ。流石だわ。
そうやってもののルーツを辿るのって、すごく意義のあることだね。公立学校でも取り入れて欲しいなぁ。
すごいな~
1年生は男の子も女の子も手仕事大好きで、私が学童サポートに入ると、次々と「みてみて~!」と袖を引っ張る子どもたち。(*^_^*)

しかもものすごく上手い。
うちの息子が2年生に編入してからの手仕事の作品とくらべられないくらいレベルが高い。

でも、上手下手に関わらず、わたしが小学生のときの図工とは違って、みつろうねんどや羊毛や毛糸だと、しっかりくっついてて、ボロっと落ちたりせず、味があるんだよね。

手仕事道具袋や帽子やリコーダー入れ、日記帳カバー、針さし、エポックノート入れ、アイヌの踊りで使うマタンプシ、靴下、手袋…
って、身の回りの品が増えてくし、友達の誕生日プレゼントを編んだり、
ほんとにあたたかい。

すてき!
初めまして、こんにちは。
心がほんわかするすてきな作品ですね。あき乙女さんの所は芸術家族なのですね~。
アイヌの事学べるなんてとっても羨ましいです。
アイヌの方がゲストスピーカーで来たりもするのかなぁ?
アメリカのウォルドルフ学校でもネイティブアメリカンの事やるのかなぁ?
今度聞いてみよー。

とってもおもしろかったので、他のブログもいっぱい読ませていただきました。
またお邪魔させて下さいな。
すごいねー
こっちはまだ棒針でガーター編みしてるよー。
ちびはオイリュトミーとエポックで文字を習うのが好きみたい。
4月に相模原市の教育展にうちの学校も出展するんだけど、たくさんの人がシュタイナー教育に興味を持ってくれるといいな。
わたしも書籍の販売しまーす。
はじめまして
mixiから来ました
現在北欧のキャンプヒルで働いています

また遊びに来ますね。


わたし、3回も言ったんだ。しらんかった。
でも、にてるんだよね。

弁財天も、あき乙女じゃん、あき乙女じゃん、あき乙女じゃん。
でも、髪の色違うね。
ぱいp-は、隠してほしかったな。。。

でも、上手だね。さすが、絵心ある人は違うよ。
絵心ってレベルでは失礼ですね。プロだものね。
ミクシイから来ました。
楽しい日記で和みました。また頻繁に読みに来たいと思います。
今、北米でシュタイナー学校の教員免除所得挑戦中です。
授業で、刈った羊の毛から毛糸を作って作品作ったりしてますよー。面白いです。
我が子は今のところシュタイナー道40年のぶっ飛んだおばあちゃんのところに預けてます。
それではまた。
>わにこさん
雪ン子ちゃんは、自分でもまぁ、ぴーぽこに似てるかな、とは思うけど、弁財天は・・・(--;全然意識してなかったので、云い掛かりを付けられた気分ですよ^^;
笛袋の色はクラス全員同じ色なんですよ。口を縛る紐は、銘々好きな色で作ってたから、区別はつくみたい。(名前も付けてるし)
最近の公立も色々取り組んでるみたいだから、何かのルーツを辿るって、やってもいいよね。学校によってはやってるとこもあるかも知れないけど、身近にある「物」が原料からどう作られていくかを追体験するのって、子供にとっていい事だと思う。。

>25さん
本当、器用な子が多いよ~、一年生。何より、皆、好きみたいだね。割と早い段階で今年の一年生は、手仕事サポートは必要無くなったそうだし。
普段は多血質っぽい子が、作品は「粘液質じゃないとこんなに丁寧には作れないだろ~!」って感じだったりして、面白い^^
身近な目標があるのもいいよね。25さんのお子さんの作品とか見て、「五年生になったら、自分達もあんなふうに出来るんだ~!」って、楽しみにしてるだろうね^^

>からつさん
ようこそのお運び、厚く御礼申し上げます~。。
「芸術家族」と云う程高尚なものじゃないですが、確かに私も妻も、描いたり作ったりするのは好きですね。
アイヌの学びは、実際にアイヌ民族の末裔の方をお招きして、全校でお話を伺ったり、アイヌの踊りや郷土料理を教えて頂く日が設けられています。これも、前からブログで書きたいと思っているネタなので、そのうち記事にすると思います~^^
是非またいらして下さいね~σ.σ

>あいぴょんぴょん
最初記事にした時、間違えて「棒編み」と書いてたけど、笛袋は指編みでした^^;
棒編みも最近始めたよ。棒をやすりで削るとこから始まって、今は小人さんの服を編んでます^^教育展、うまくいくといいねぇ~。うちもそういう機会に新しいご縁が出来たりするそうだし、そういう場や出会った人々とのご縁は大事にしたいね。。

>なちぶーひとみさん
御来訪有難う御座います~^^
キャンプヒル、詳しく知らなかったんですが、そうですか、そんな施設だったんですね・・・。。感動しました。。
またそちらにも伺わせて頂きますねσ.σ

>キッコロさん
云ったそばから忘れてるのが貴女らしくて素敵ねσ.σ
>弁財天も、あき乙女じゃん、あき乙女じゃん、あき乙女じゃん。
って、またわざわざ三度書かんでよろしい。自分に似せて作ったんじゃないから、髪の色とかそりゃ違いますって^^;

>やかおりさん
初めまして。。本格的なシュタイナー教育の現場にいらっしゃるのですね!そちらの現場の御様子ももっとお伺いしたいです~。。
シュタイナー道40年のおばあちゃんって、頼もしいですね^^
うちも含め、周りには「おばあちゃんの厚意は嬉しいけど、価値観のギャップが大変」という人、多いです^^;すぐ物を買い与えたり、早期教育させたがったり^^;
また是非いらして下さい~σ.σ北米の地での果敢な挑戦、陰ながら応援いたしますね~。。
ありがとうございます!
温かいお言葉、嬉しいです。
妖精の生まれ変わりの話,聞いたことありますー!
妖精の生まれ変わりの人が作ったものには特別な力が宿るそうです。
あき乙女さんが作ったものにも,きっと不思議な力がありそうですね。
プログ楽しみにしています。
>やかおりさん
本当に妖精の生まれ変わりだったらいいんですけどね~(←いいのか?^^;)、どうなんでしょう^^;
子供の頃から、「自分は人間じゃない」という思いが強くあったり、妖怪やら妖精やらが好きという「不思議坊や」だったので、いっそ貫いて、妖精だと思ってみてます、楽しいですから^^
でも、私の作品に不思議な力があるとは思えないです(--;
北米の自然の中にも、妖精というか、そういった存在がいっぱいいそうですね。
日本では最近、ジャージやスウェット姿の小さいおっさんが多数目撃されている様ですが、それも妖精の一種なのでしょうか?^^;
ジャージのおっさん!それは新種の妖精でしょうか!?
なぜジャージ!? なのかがすごく知りたいです。
水木先生に新種の妖怪として認定してもらいたい気もします。
でも、小さい頃の意識って結構ストライクゾーン通っているはずなので、あき乙女さんはきっと本当に何か超自然的なものの生まれ変わりですよ!妖精の生まれ変わりの人の作る,冠とか魔法の杖とかはちゃんと力を発すると聞いてます。あと、他の妖精の生まれ変わりと会ったりすると,唄や踊りが思い出されて思わず踊ってしまう,という話も聞きました。楽しそうで素敵ですね。妖精は妖精のままでいると,精神がそれ以上高いところに行けないので,人間になって修行をしようと,向上心を持って転生するらしいです。
荒俣先生によると,妖精は北米に来られなかったけど,悪魔はちゃっかりやって来ているそうです。わたしはインディアン達のスピリット(自然霊、動物霊)を信じてます。
私は来年一年バイオダイナミック農業を勉強しようと思っています。天体と繋がっていたり,何だか怪しい混ぜ物を作って畑に蒔いたり,魔法みたいで面白いんです。
パオでの演劇のお話,感動的でした。日本で生まれたものが(お話)生きているのもいいですね。宮沢賢治私も大好きです。やはり,日本のシュタイナー学校では,日本の文化を下敷きにしてカリキュラムが組まれているのでしょうか?興味があります。長くなってしまってすみません。
>やかおりさん
ジャージに限らず、とにかくラフな格好らしいです^^;
ネタとして、人面犬や口裂け女のような都市伝説的に扱われる一方で、真剣に目撃談を語る人も多いようです。私の知り合いでも遭遇した人がいるのですが、私も是非会ってみたいですね。

そうですか、北米には妖精ではなく、悪魔が^^;そういえば北アメリカって、大振りで粗野な動物が多いイメージですが、それも悪魔の影響!?^^;

インディアンの信仰は詳しく知りませんが、日本のアニミズムに近いんでしょうか。何か通じるものがありそうですね。自然を畏怖し、また尊敬し、共に生きる、そういう素敵な生き方をしていたんでしょうね^^私もそうありたいものですσ.σ

バイオダイナミック農法、詳しくは知りませんが、確かにやり方だけ見ると魔法っぽいですよね^^でも実際、良い土、良い作物が育つというのだから凄い。。面白い発見があったら、是非教えて下さいね~^^
「日本のシュタイナー学校」というよりうちの学校の場合ですが、「日本の文化を下敷きにして」と云うより、シュタイナー教育を下敷きに、日本や東洋の文化もどんどん取り入れている、という印象ですね。歴史のエポックでは当然日本史を学ぶし、北欧やギリシャの神話の他に日本神話もやるようです。また、クリスマス同様、花祭りも大切にしたり、お能や武道(格闘ではなく作法を重視)や、色々学んでます。
それらの学びの根底は、シュタイナー教育に基いて、子供達にその学びが必要かを教師達が判断して取り入れているようですよ。
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