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「12」は不思議な数!

前回紹介した、シュタイナー学校の体験授業の続きである。
後半は、三年生の、九九を覚えてからの取り組みを体験した。

まず、3、4人ずつ、9のグループに分かれ、各1~9の数が割り振られる。

私は「2」のグループ、妻・みぽちは「9」グループ。
「2」と「9」と云うと遠過ぎる様だが、輪になっているので、「9」、「1」を挟んで、「2」、という並び。

この微妙な距離感。あたかも我等の夫婦関係を象徴している様である。

さて、「1」のグループは、打楽器でメトロノームの様にコッ、コッ、コッ・・・と、リズムを刻んでゆく。
そのリズムに合わせ、各グループの数の倍数を、手を叩きながら唱えてゆく。

例えばこういう風に。以下、「コッ、コッ、コッ」というリズムを「 ・ ・ ・ 」と表現する。
」のグループなら「 ・ ・  ・ ・  ・ ・  …」、
」のグループなら「 ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・ ・ 10 …」。

次に、それを何グループかで同時にやる。例えば「」と「」のグループが同時にやると、こんな風になる。

「 ・ ・  ・   ・ ・  10 ・ 12 ・ ・ 15 …」

公倍数の「15」では、両グループから同時に声が上がる。

最終的に、これを全グループが同時に、81までやるのだ。

「2」の段の私、リズム感もまぁまぁある方なので、ノリノリでリズム・キープ的に、

「 ・ 2! ・ 4! ・ 6! …」

とやっていたが、全員でやると、「… 9 10 ・ 12 ・ 14 …」という具合に、どの倍数でもない「11」や「13」等の素数ではどこからも声が上がらないので、一瞬調子が狂う。

また、「7」、「8」、「9」辺りのグループは、出番が少ない代わりにリズムに乗りにくいので、苦戦している。
「9」グループの妻・みぽちは、やる気があるのか無いのか判然とせぬ面持ちである。後で聞くと、

「必死だった。でも暑いから、早く帰りたかった」

・・・って、本当にやる気があるのか無いのか

分からない奴だな!


「あ~、でも途中で法則を発見してからは楽だった」

つまり、9の倍数は、「、1、2、3…」と、下一桁が一目下がりになるのだ。

完全リズム無用!小賢しきこと山の如し、である。

この取り組みは、以前、学習発表会で三年生がやっているのを見たが、実際自分達でやってみると結構難しく、適度な緊張感と集中力を要し、なかなか面白かった。

思うに、これは高学年の数学にも繋がって行くのではないだろうか。

11、13、17等の、どのグループからも声が上がらない「寂しい数」は、「素数」。
一方、2グループ以上から同時に声が上がる数は、「公倍数」。

無論、素数や公倍数を学ぶ時、直接的にこの体験を思い出しはしないだろう。が、心の奥底でこの時のリズムと結びつき、素数や公倍数といった概念がスーッと体に浸透してくるのではないだろうか。

シュタイナー教育では、こうした、「表面的には忘れても、心の奥で、過去に学んだ様々な事が、互いに結びついてゆく」という事が多い。綿密に伏線が張られたドラマの様である。

因みに、この取り組みをやってみて気付いたのは、公倍数の中でも24(2、3、4、6、8の公倍数)、36(2、3、4、6、9の公倍数)等、多くのチームから同時に声が上がった数が幾つかあったが、それらは「12」の倍数なのだ。

学習発表会で、四年生が「12は不思議な数」という算数の詩を諳んじていたが、確かにそうである。

1年は12ヶ月。十二支に12星座(『へびつかい座』は、無視!)。
十二神将(宮毘羅、伐折羅他)十二(梵天、帝釈天、閻魔天他)、オリュンポスの12(ゼウス、アテナ、アルテミス他)12使徒(マタイ、ヨハネ、ユダ他)等、洋の東西を問わず「12」という数をよく目にする。

また、一日は24時間、一時間は60分、一分は60秒。
人間の平均的体温は36度台、平均心拍数は72
除夜の鐘で消し去る煩悩の数は百八
これらの数は、12の倍数。1ダースも12で1単位。

更に十二因縁、十二運、ホロスコープの12宮。十二単に冠位十二階、古代ローマの12表法。二十四節気、武田二十四将、三十六計、三十六歌仙等、倍数まで合わせると枚挙に暇がない。
してみると、「12」という数は、何か人間にとって密接なリズムなのではなかろうか。

シュタイナーは「数」が象徴する意味についても言及している。それによると、「2」は「開示」の象徴、その背後の一元性と「開示」の二元性とを結ぶのが「3」、「4」は「創造」の象徴なのだとか。

してみると、それらを内包する「12」という数は、
「二元性による『開示』と、その背後の一元的な働きとを統合し、三元性を見出し、それを宇宙的創造へと導き、発展させる数」
と云えるのではないだろうか。
・・・って、いかにも難しい考察をしたかの様に書いてみたが、なんのことはない、それぞれの意味をそれらしくつなぎ合わせただけである。

・・・もういいや、12は不思議な数って事で。

そういえば相撲の四十八手も12の倍数だ。
性戯にも四十八手があるが、誰が、何の為に性戯の体位を四十八種類にまで分類したのか。然も「ひよどりごえ」と「田植えどり」、「出船後とり」などは似たような体位で、わざわざ三つに分類する意味が解らない。
ただ、相撲には「神に奉納する神事」「興行」、性交には「子作り」「肉体的享楽」という、「神聖さ」「俗っぽさ」の両側面がある点は共通している。

ふと、なぞかけを思い付く。
「お相撲とかけまして、性交と解きます。え~、そのこころは。二人が裸で取り組みます」
「山田くん。座布団全部持って行って!」

自分に駄目出し。



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コメント

それでか
はい、美人妻さんと一緒の「9」で棒をふった私です。
それでか。「棒、変わる?」って振り向いたらみんな引きつった顔で「いい、大丈夫、あなたので合ってる」っていってくれました。私もあんまりにも間違うから恥ずかしくてさー。で、9の法則がわかっても、間違うんだ、これが。あと、なんで座布団全部だめ?いい落ちだとおもうけど。>東京で毒が抜けたかもしれない。
>ミニョンの母さん
そうでしたか^^;棒というか、旗係は人気薄でしたね。プレッシャーを感じるのかしらン?本文では「旗」については割愛したけど、私、ノリノリで旗振ってましてよσ.σ
二の段だから、振る回数は多いけど、リズムには乗り易かったなぁ。
「いい落ち」かねぇ、なぞかけ^^;私の中では「得意顔で上手い事を云ったつもりのちょいエロ係長」レベルだと思ってます(--;

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