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学童祭り(1)・~お祭りは子供達の手作りで~

学童保育の夏休み恒例の、「夏祭り」。
二年生の娘・ぴーぽこ(仮名)が通うシュタイナー学校の、夏期学童の企画であり、外部のお客さんを招いて行われる。

親達による軽食コーナーもあるが、なにしろメインは子供達による様々な出店。
一年生から七年生(今年の参加最上級生は六年生)の生徒達が縦割りで、幾つかのチームに分かれ、それぞれ出店の準備をする。

ぴーぽこは、色水チーム。の水を混ぜたり薄めたりして、スーパーの傘袋の様な、縦長のビニール袋に入れていく。
参考までに、ぴーぽこの作品。

いろみず

各チームはそれぞれA・Bのグループに分かれ、交代で店番をしたり、他の出店で遊んだりする。

軽食以外の出店は、基本的に子供達の手によって作られる。大人はそれを見守り、必要な時のみ、サポートする。

当日、学童の教師サポートに入った私、的当てチームのサポートをすることになった。
事前の打ち合わせで、学童の先生曰く、

「的当ては、男の子チームなんです」

なんですと!?手弱女のような私が、男の子チームをサポートですと!?

が、普段接触の少ない中学部の男子と接する良い機会。

的当てチームのリーダーは、六年生のボンボヤージュくん(仮名)。私の出る幕が殆んど無いぐらいしっかりした子で、きびきびと皆を率い、準備を進める。係の割り振りも、低学年の子ならこの仕事は出来るだろう、等と、しっかり全体を見て行う。見事なまでのリーダーシップである。

特に一、二年生の子供達は働く事が楽しい様子で、小さい身体でちょこちょことボンボヤージュくんの指示に従っている姿がなんとも可愛らしい。
少し上の学年の中には、働く気があるのか無いのか、ダラダラと準備をしている子もおり、内心(大丈夫かいな・・・)と懸念したりもしたが、いざお祭りが始まると、外部参加の幼児を優しく誘導したりして、しっかり働いている。

さて、子供達が頑張って用意した的当てコーナー、流石に「ソツが無い」、とまではいかない。幾分ツッコミ所があるのが御愛嬌と云うか、むしろ子供らしくて良い。

まず、的当ては、9分割して穴をあけた段ボールの的に、ゴムボールを投げ、的(穴)に当てるのだが、各穴には番号がふられており、当てた番号によってそれぞれの景品が貰える。(外れても残念賞が貰える)
その番号が、1~7

的は9分割なのに、番号は7まで、じゃぁ、残り二つは?
残り二つの的には、それぞれこう書かれていた。

「ざんねん」・「ハズレ」

的に当たったのに「ハズレ」って。

尤も「ハズレ、ざんねん」にも景品がある。景品にパジェロもある某・ダーツで、タワシが当たるようなものだ。

この的が、思ったより小さく、なかなか当たらない。たまに当たっても、「ざんねん」や「はずれ」だったりして、残念賞の景品・折鶴や紙ヒコーキだけが次々とはけてゆく。

折り紙インフレーションの発生、である。

一方、上位の景品・割り箸制輪ゴム鉄砲等は、デフレ・スパイラルの嵐。

然もよく見ると、折り紙細工は結構雑な作品が多い。彼等の器用さを思えば、明らかにやっつけ仕事である。
が、割り箸鉄砲はなかなかの出来栄え。恐らくこちらの製作に力を注ぐあまり、大量の残念賞作りが間に合わなかったのだろう。
また、全体的に、折り紙細工は女子の方が丁寧な傾向がある。メンバー総男子の的当てチームの子供達が、どんな調子で大量の折り紙を折ったのか、想像すると微笑ましい。

また、的のボードは二つあり、一つは幼児専用、的のすぐ前から投げられる。
もう一つが小学生以上用なのだが、各学年によって、投げる位置を変える。当然のハンデで、一年生は的の近くから投げられるが、六年生や大人は遠くから、という事になる。

「その印はどうしますか?」

と、子供達に投げ掛ける。靴で地面に印を付けてもすぐにぐちゃぐちゃで分からなくなるだろうし、チョークで線が引けるような土壌でもない。棒切れでは動いてしまうし、投げる時足元が邪魔だ。

子供達がどう創意工夫するか見ていると、ジョウロの水で、ラインを引く。

乾くだろ!

が、子供達は乾きかけるとまた水で線を引き直す。こうした労力を惜しまない。

他にも幾つか、(こうすればもう少しスムーズになるのでは?)と思える点もあったが、敢えて多くは語らない。子供達はそれらを自らの体験によって、次回へとつなげてゆくだろう。
シュタイナー教育では、例えば算数の公式を、機械的には教えない。自分達で、それを発見する喜びを大切にするのだ。
彼等の出店には大きな失敗こそ無かったが、「失敗する」という体験をも、シュタイナー教育は重視する。

ともかくも、子供達はそれぞれ連携して、自主的に出店をきりもりした。
低学年の子達は、頼もしい上級生の姿に憧れ、自らもきっとその様に育ってゆくだろう。

後半になると客足も落ち着いたので、私も現場を離れ、軽食を頂いたり、他の出店を回ってみたりした。くじびきやヨーヨーすくいを楽しみ、いよいよお菓子すくい。
お菓子すくいはまずサイコロを振り、出た目によって小さいおたまか大きいおたまを渡される。それで、ザルにつまれたお菓子をすくうのだ。

お祭りも終盤近くとあって、お菓子の残りも少ない。ここは大きいおたまをゲットし、残りのお菓子を根こそぎさらってやろうと、大人げ無く目論む私、36歳。

(6よ、出ろ!)

と念じてサイコロを振ると、見事、出た目の数は、、これぞ妖精の底力。

ところが、「どうぞ」と子供に手渡されたおたまは、小さい方。え!?「6」なのに?

聞けば、奇数が大・偶数が小だって。数の大きさで決まる訳じゃないのね・・・。

どちらかというと物欲は薄く、食への執着も少ないと思っていた私だが、意外なところで自分・再発見。

・・・私はどうやら、大きなつづらを選ぶタイプだ。


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コメント

今日も楽しく読ませていただきました~(^^)
ぴーぽこちゃんの色水の入った袋の連なりを見て、アメリカで子供の誕生日会や卒業式などでよく目にする、首にかけられるあめ玉の飾りに似てるなぁ~と思いました。 味はナンだけどきれいなのでつい欲しくなってしまうんですよ~。

今度帰国したら是非そちらの学校にも遊びに行ってみたいです。 全国のシュタイナー学校巡りが趣味なもので、、(^^)

続きも楽しみにしてますね~。
いやあ、楽しかったですよね
この日のためにお昼ご飯を少なくした私とミニョン。踊りが終わるのももどかしく、さっそく鳥からと焼きそばとトウモロコシをぱくつきました。そしたらやる気がすっかりなくなってしまって。おかしすくいと色水はパスさせてしまった私。でもミニョンは色水を欲しがって、結局同じマンションのブライトちゃんからサンプルもらって飾ってます。ごめん、今度はちゃんと色水させます。
ピーポコの色水すごく素敵だね。失敗は工夫すると成功するという体験は、すごく人間を強くすると思うよ。

あきたんはお菓子というより、サイコロを渡されたのが燃えたのでは?w ギャンブラーなこと好き?
色水の輪、涼しげでいいですね。3つの色から微妙な色彩をつくる職人のような子どもたちの姿がうかんできました。あき乙女さんの「その印はどうしますか?」という大変大人な投げかけがとても気に入りました。近しい大人の理解ある見守りと支え、これがなかなか難しいのですよね。続きを楽しみにしています。
それからわたしのブログ、のぞいてくださってありがとうございます。コメントをしようとすると別画面になりますが気にせずそこに書き込んでみてください。
>hahaさん
そんなアメ玉があるんですかぁ!?素敵ですねぇ^^
でも、「アメリカのお菓子」と聞くと、合成着色料たっぷりなイメージがあるのですが^^;やっぱり味はナンなんですね^^;
だけど子供達は嬉しいでしょうね、カラフルなアメの首飾り^^
ちなみにこの色水、絵の具ではなく食紅かなにかを使っているので、飲んでも害は無いとか。子供情報なので、真偽は不明ですが^^;

アメリカ在住なんですよね?帰国の折は、是非見学にいらして下さい。。オープンスクールや学習発表会、ゼミナール等の時期と重なってるといいですねぇ^^

>ミニョンの母さん
今年は後半の夕涼みは不参加だったんですね、残念です。。
今年はオバケちゃんも出ませんでした。中の人はいらっしゃったんですが^^;
後半の様子はまたアップしますね~σ.σ
それにしても、人間食欲が満たされるとやる気が削がれるものですね^^;
色水は一番人気でいつも行列だから、私もやりませんでした。次回は私もやってみたいなり。。

>もんちゃん
そうだね。。特に上の学年の子供達は、普段から発表会等で上手く行かなかった時は、自主的に集まって反省会を開いてるそうだよ^^
ギャンブルというより、賽の目を念力で操れるか!?というチャレンジかなぁ^^;
ギャンブルは全くと云っていいほどやらないの。人生自体がギャンブルなので、趣味でまでやってる場合じゃないのだ^^;

>megさん
娘は、紫を作ろうとしたけど、赤の分量が少なく、青紫というか、藍色になっていました。思った色が作れなくても、別の発見があったりするので、楽しいでしょうねぇ^^
大人な投げかけだったのでしょうか^^;どの程度介入すべきかの見極めは難しいですね。。
ヨーヨーなど、他のコーナーの景品を片手に投げようとしてる子がいたのですが、的当てチームの子達はそこまで気が回らない様子。そんな緊急の時だけは、「この空いたバケツを荷物入れにしましょう」と、私自身も動きましたが、概ね投げかけて子供達の自主性に任せました。
そちらのブログ、ちょこちょこ伺ってますよ~^^コメントのしかた分かったので、近く書き込んでみますね~σ.σ

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