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人間の本質とは

さて、あなたの腕が切断されたとしよう。

・・・って、イキナリ何だ、「ジョニーは戦場へ行った」ばりの重い問いかけは!

いやいや、この問いを通して、シュタイナー教育や人智学で度々云われる「エーテル体」や「アストラル体」等について考察しようというのである。

改めて、切断された腕と、それ以外の身体、どちらがあなたの本体だと思うだろうか。
恐らくほぼ満場一致で、「腕以外の身体」と思うのではないか。

では、上半身と下半身ならどうだろう。

「下半身こそ我が本体だよ、だっはだははは」

そう云うオマエはせいぜい腎虚に気を配ることだ。これも多くの答えは「上半身」で差し支え無いだろう。

ならば、これはどうだろうか。

首と、胴体。

これは幾分答えが分かれるのではないか。例えば私は「首」が本体だと思ったのに対し、妻・みぽちは「胴体」と答えた。何故みぽちがそう思ったのかは後で述べるが、実際に数人に聞いてみたところ、意見は分かれたが、「首」という答えが多かった。

実はこの問い、数年前にあるラジオ番組で話題にしていたものだ。
その番組での趣旨はこうだ。人間は、より「脳」に近い部分を「本体」だと思う傾向があるが、果たして「脳」が人間の本体なのだろうか、と。

番組では、ある動物実験の結果が紹介されていた。
ニワトリとウズラの卵細胞の、将来「脳」になる部分を入れ替えたのだそうだ。
つまり、順調に成長すると、「ウズラの脳を持つニワトリ」と「ニワトリの脳を持つウズラ」になる、という事だ。

映画・「転校生」かっての!「オレがウズラで ウズラがオレで」か!?

そもそも私は動物実験自体好意的な目は向けられないが、ここではその是非はさておき、この実験の結果を述べたい。

最初は、これら二羽の鳥達は、孵化し、順調に成長していたそうだ。が、母鳥から受け継いだ免疫力が切れた頃、二羽とも急死したという。

何故なら、自己の免疫力が成長するに及び、移植された脳を「異物」とみなし、攻撃したからだ、という。生命を司っていると思われていた「脳」が、「免疫」に負けた、というのだ。

結果、「免疫」こそが生物の本質、という見方も出来るのではないか。そうなると、切断された腕も、残った胴体も、どちらも本体では、という話だ。

「えぇ~~~~~~・・・」である。そんな結論!?

「それは・・・どうなの・・・?」と思われる方も多いのではないか。

生命を単に物質的なものとして認識している限り、生物の本質が「免疫」だの、または「遺伝子」だのという結論にしか至らない。その結果には、「心」や「魂」といった要素が取り沙汰されていないのだ。

シュタイナーは、人間を四つの構成体に分けている。
まず、「物質体」。これは説明するまでもなく、肉体である。

次に、「エーテル体」。「生命体」とも云われ、生物を生物たらしめている要素だ。
冒頭の例えで云えば、切断された腕。これは物質的のみならず、エーテル的にも切り離される。だから、切断された腕は、次第に腐敗する。
つまり、切断された腕は、エーテル体から分離した時点で、ただの物質体になる。
肉体を成長させ、生命を維持させているもの、それがエーテル体である。

そして、「アストラル体」、つまり「感情体」。喜怒哀楽はここから発せられる。
冒頭の例で、妻・みぽちが、本体は首ではなく「胴体」と答えた理由は、

「心が胸の辺りにある様な気がするから」

確かに心を表す言葉は、「胸が痛む」、「胸が躍る」または「腹に据えかねる」など、胸や腹を用いた表現が多いし、実際、例えば恋の切なさ等を胸で感じた経験は、誰しもあるのではないか。
アストラル体は胴体にある、という訳ではなく、胸や腹に伝わった感情を、脳が知覚する、という事だろう。

また、上記の例で、「それは・・・どうなの・・・?」と思う違和感も、アストラル体によって発せられる。
それを思考したり分析したりする、それが第四の構成要素、「自我」
自分を自分たらしめるもの、それが「脳」という器官を通して、「自分」というものを知覚する。

「愛とはなんぞや」、「人生とはなんぞや」、こうした問いも、自我によって発せられ、「脳」という物質的器官によって思考されるのだ。

上記の動物実験によって、「脳」は所詮「免疫」によって支配される一器官である事が実証された。
が、それで「免疫が生物の本質」と結論付けるのは早計に過ぎるだろう。それでは実験台になったニワトリもウズラも浮かばれない。

かつて、フランスの化学者・アントワーヌ・ラヴォアジエがギロチン刑に処せられた時、

「ギロチンで本当に即死するのか」

を、自らの身をもって実験した。
首を落とされても意識のある限りまばたきを続け、その時間を助手に記録させる、という方法である。

結果、首が胴体と離れてから数秒の間、ラヴォアジエの首はまばたきを続け、「ギロチンで即死しない」という事を実証してみせた。

これは死後の痙攣である、という見解もあるが、それならラヴォアジエ以前にもまばたきをする首があった筈で、やはりこれは痙攣などではなく、彼の意志によるまばたきだろう。
つまり、「エーテル体」が分離するまでの肉体・「物質体」が、自我によってコントロールされていた、といえるのではないか。

「物質体」である肉体に、心魂的な「エーテル体」・「アストラル体」・「自我」、それらが密接に結びついたものが人間存在であり、それらを統合してコントロールしているものは「自我」。
こうした、心魂的な視野を持つ事で、人間の本質により近付けるのではないか。

「エーテル体」「アストラル体」「自我」については、今後更にそれぞれについて考察してゆく。

それにしても、私がラヴォアジエだったら、どうしようか。まばたきなどでは「痙攣だ」などと云われかねないので、いっそ肉体をフルに活用してみようではないか。

やす・きよの漫才に、どつかれて眼鏡を落とした横山やすしが、手探りで

「メガネ、メガネ」

と探すネタがあるが、これをやろうではないか。
首を落とされた胴体が、手探りで、

「首、首!」

と、探す。もしくは、落とされた首を胴体が抱いて、「腹話術」をやる。
・・・って、この場合、喋るのは首?それとも腹?


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コメント

そろそろ全開ですねえ
いやー、楽しいな。なんかふっきれました?
ところで「幻肢痛」というのは実際にあります。切断や脳梗塞などで不随になった手足も、イメージとしてまだ脳が記憶していることがある、、。ほんとです。そしてそれをシュタイナー的観点から説明されたとき、「へーーーっ」とおもいました。
ところで最近私ってば「空海」ファンクラブなんですよ。うふ。空海様~~~~。
うーむ。最近、妖精脳とかの話を読んだせいか、すんなり頭に落ちてこないなぁ。人間は、まるっとな存在で人間だというのは感覚的にはわかるんだけれどな。

まあ、今ちょっと呆けていて、頭が動いてないからね。また、時期を見て読み返すよ。
水泳
泳いでるとエーテル体感じるときありますよ。
それにね。頭に糸がついて、それに「つ~っ」と引っ張られる感じもね。
プール引率楽しかったね!明日もよろしく(^-^)/
>ミニョンの母さん
これまでどおりの日常的な記事も書きつつ、人智学のスピ的な話も今後書いていきますよ~^^やっぱり、妖精の話を書く前に、「エーテル体」や「アストラル体」について説明しておく必要があるかな、と。
日常的な話も、人智学的視点を持ち出す事で広がりが出そうだし^^
「幻肢痛」っていうんですか、用語は知らなかったけど、手を失った人が、無い筈の腕に痛みやら痒みやらを感じるという、あれでしょ?
これ、まさにエーテル体の記事を書く時、話題にしようと思っていたのです!
と云っても、自分の解釈でしかないので、裏付けを取ろうと思っていたのです。今度詳しいこと教えて~。。
高野山以来、空海ファンになったの?それとも空海ファンだから高野山に行ったの?

>もんちゃん
妖精脳って何!?気になるんですけど^^頭に落ちてこないのは私の説明力が不足してるからかも(--;
でも、何だ、「まるっとな存在」って?誤字だとは思うけど、元が分からないよ~。呆けているからか、それとも方言?^^;

>25さん
水中では不思議な感覚を感じる事は度々ありますね。「エーテル体」を意識した事は無かったけど、なんとなく分かる気がする。今度意識してみよっと^^
プール引率、お疲れ様でした~^^楽しかったですねぇ。。
翌日もクラスの有志でプールに行ったので、3日連続でプール漬けでした。ずっと子供達の様子を見てなきゃいけないからエーテル体を感じてる余裕は無かったけど、流れるプールで流れと一緒に潜水していると、名状し難い不思議な心地良さを感じたなぁ。。
まるっとなは造語?になるのかなぁ。全体で切り離せないもの、丸のイメージ。妖精脳はねー、最近読んだ本に書いてあった話なんだけど、本自体は古いの。でも、説明出来る頭の状態にあらず。今度、インコを拝みに行くとき、本を持ってくわ。
>もんちゃん
造語かい^^;
シュタイナーの説明から受けた印象だと、エーテル体やアストラル体が、物質体に浸透している、という感じかなぁ?今後、ちょこちょこ記事にしようと思ってます。
インコ、是非見に来てね~^^妖精脳の本も楽しみにしてるよ~^^

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