大雑把に「4っつの気質」
占い好きな私だが、血液型占いはあまり信用していない。
いや、それぞれの血液型にある程度の傾向はあるだろうが、そもそも人間を4タイプに分類するという大雑把さがやりきれない。優勢・劣勢遺伝を鑑みて、A型・B型をそれぞれAA型・AO型、BB型・BO型に分けたとしても、6タイプに過ぎないではないか。
以前知り合った方が、出会ってまもなく私に血液型を訊ねてきた。
「A型ッス」
と答えたところ、彼女は意外そうに、
「ふ〜ん・・・あんまりA型には見えないわね〜」
って、出会って数分でオマエに私の何が分かる!?
当時の私は無頼派気取りのファッション・パンクス、完全に見た目判断である。
更に私の両親の血液型まで詮索する始末。
「父がAで、母がBッス」(つまり私はAO型)
すると彼女は得たり賢しとばかりにこう云い放った。
「あ〜、それで分かった!B型が交じってるのね!」
・・・A型にB型が交じったら、AB型だっての!
私は血液型占いそのものが好きではないと云うより、無理からに他人を血液型に当て嵌めて解釈しようとする向きが苦手なのだろう。
そんな私なので、始めにシュタイナーの「4っつの気質」論を聞いた時も、血液型占いと同一視し、「そんな、人間を4っつに分類するって・・・」と興味を抱かなかった。
が、根本的に違った。
人間は「4っつの気質」全てを持っており、それらの要素がどう混ざり合っているか、どの要素を多分に持っているか等で個性が決まる、というのである。単純に人間を4っつないし、混合気質も併せて8っつ等に分類するのではなく、それぞれの人間の個性を見ていく上での指針とするのだ。
「4っつの気質」について、詳細は書ききれないので、ここでは極めて大雑把に紹介しよう。(冒頭で『大雑把さがやりきれない』等と書いておいてナンだが)
*胆汁質(火の要素)
・・・美点:行動的で正義感や意志が強く、主導的。
例:肝っ玉母ちゃん
偏ると:感情の起伏が激しく、特に怒ると手が付けられない。暴力的。
例:DV夫
*多血質(風の要素)
・・・美点:明朗快活で社交的、好奇心が旺盛。
例:「男はつらいよ」の寅さん
偏ると:落ち着きがなく、軽薄で飽きっぽい浮気者。突拍子も無い行動。
例:「好色一代男」の世乃介
*粘液質(水の要素)
・・・美点:温厚で実直、マイペースで粘り強い。
例:はたらくおじさん
偏ると:不活発で無気力、無関心。
例:はたらかないおじさん
*憂鬱質(地の要素)
・・・美点:思慮深く、慎重で誠実。他者への思いやりも深い。
例:「地上の星」の中島みゆき
偏ると:利己的で否定的、悲観的。執念深い。
例:「うらみ・ます」の中島みゆき
以上、簡単に紹介してみたが、これらは典型的な例に過ぎない。また、大抵はこれらの気質が混合している。
例えば、合コンの盛り上げ役のお調子者(多血の要素)が、普段は一人でまったりと、美味しいお酒や料理に舌鼓を打っている(粘液の要素)とか。
または、頼もしいやり手の社長(胆汁の要素)だが、ヒラ社員一人一人への気遣いも行き届いている(憂鬱の要素)など。
育児の上で、この「4っつの気質」という視点は、大いに役立つ。子供の気質によって違った導き方があるからだ。それも含めて、今後も気が向けば「4っつの気質」について、更に詳しく考察して行きたい。
そういえば、冒頭で例に出した血液型占い。私の愛妻・みほち(仮名)は結婚前、
「うちは 多分 O型やわぁ」
と云っていた。何だ、「多分」って!?こんな大雑把さというか、大らかさは、確かにいかにもO型の典型と云える。
無論、繊細さや几帳面さも併せ持つみほちだが、それを上回るO型っぷりを発揮していたので、誰もが彼女がO型である事を疑わなかった。妻・みほちに関しては、血液型占いもあながち間違ってはいない、と思えた。
結婚後、娘・ぴーぽこ(仮名)を懐妊、検査から帰宅したみほちは、驚愕の一言をさらりと云ってのけた。
「今日血液検査してみたらな、うち、
A型だったわぁ」
えぇ〜!?人生約三十年目にして、初めてそれが発覚!?
・・・こんな大雑把なA型はいない。
告知: 現在発売中の「戦国武将列伝」(リイド社)に、
拙著「華麗なる軍師〜竹中半兵衛 長亭軒城の秘策〜」掲載中。
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いや、それぞれの血液型にある程度の傾向はあるだろうが、そもそも人間を4タイプに分類するという大雑把さがやりきれない。優勢・劣勢遺伝を鑑みて、A型・B型をそれぞれAA型・AO型、BB型・BO型に分けたとしても、6タイプに過ぎないではないか。
以前知り合った方が、出会ってまもなく私に血液型を訊ねてきた。
「A型ッス」
と答えたところ、彼女は意外そうに、
「ふ〜ん・・・あんまりA型には見えないわね〜」
って、出会って数分でオマエに私の何が分かる!?
当時の私は無頼派気取りのファッション・パンクス、完全に見た目判断である。
更に私の両親の血液型まで詮索する始末。
「父がAで、母がBッス」(つまり私はAO型)
すると彼女は得たり賢しとばかりにこう云い放った。
「あ〜、それで分かった!B型が交じってるのね!」
・・・A型にB型が交じったら、AB型だっての!
私は血液型占いそのものが好きではないと云うより、無理からに他人を血液型に当て嵌めて解釈しようとする向きが苦手なのだろう。
そんな私なので、始めにシュタイナーの「4っつの気質」論を聞いた時も、血液型占いと同一視し、「そんな、人間を4っつに分類するって・・・」と興味を抱かなかった。
が、根本的に違った。
人間は「4っつの気質」全てを持っており、それらの要素がどう混ざり合っているか、どの要素を多分に持っているか等で個性が決まる、というのである。単純に人間を4っつないし、混合気質も併せて8っつ等に分類するのではなく、それぞれの人間の個性を見ていく上での指針とするのだ。
「4っつの気質」について、詳細は書ききれないので、ここでは極めて大雑把に紹介しよう。(冒頭で『大雑把さがやりきれない』等と書いておいてナンだが)
*胆汁質(火の要素)
・・・美点:行動的で正義感や意志が強く、主導的。
例:肝っ玉母ちゃん
偏ると:感情の起伏が激しく、特に怒ると手が付けられない。暴力的。
例:DV夫
*多血質(風の要素)
・・・美点:明朗快活で社交的、好奇心が旺盛。
例:「男はつらいよ」の寅さん
偏ると:落ち着きがなく、軽薄で飽きっぽい浮気者。突拍子も無い行動。
例:「好色一代男」の世乃介
*粘液質(水の要素)
・・・美点:温厚で実直、マイペースで粘り強い。
例:はたらくおじさん
偏ると:不活発で無気力、無関心。
例:はたらかないおじさん
*憂鬱質(地の要素)
・・・美点:思慮深く、慎重で誠実。他者への思いやりも深い。
例:「地上の星」の中島みゆき
偏ると:利己的で否定的、悲観的。執念深い。
例:「うらみ・ます」の中島みゆき
以上、簡単に紹介してみたが、これらは典型的な例に過ぎない。また、大抵はこれらの気質が混合している。
例えば、合コンの盛り上げ役のお調子者(多血の要素)が、普段は一人でまったりと、美味しいお酒や料理に舌鼓を打っている(粘液の要素)とか。
または、頼もしいやり手の社長(胆汁の要素)だが、ヒラ社員一人一人への気遣いも行き届いている(憂鬱の要素)など。
育児の上で、この「4っつの気質」という視点は、大いに役立つ。子供の気質によって違った導き方があるからだ。それも含めて、今後も気が向けば「4っつの気質」について、更に詳しく考察して行きたい。
そういえば、冒頭で例に出した血液型占い。私の愛妻・みほち(仮名)は結婚前、
「うちは 多分 O型やわぁ」
と云っていた。何だ、「多分」って!?こんな大雑把さというか、大らかさは、確かにいかにもO型の典型と云える。
無論、繊細さや几帳面さも併せ持つみほちだが、それを上回るO型っぷりを発揮していたので、誰もが彼女がO型である事を疑わなかった。妻・みほちに関しては、血液型占いもあながち間違ってはいない、と思えた。
結婚後、娘・ぴーぽこ(仮名)を懐妊、検査から帰宅したみほちは、驚愕の一言をさらりと云ってのけた。
「今日血液検査してみたらな、うち、
A型だったわぁ」
えぇ〜!?人生約三十年目にして、初めてそれが発覚!?
・・・こんな大雑把なA型はいない。
告知: 現在発売中の「戦国武将列伝」(リイド社)に、
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